MT公会堂【そんな日もあったねえ】

最初に白状しておくと、私たち銀婚式以上金婚式未満婦人会やルーラー専門家組合、全国男やもめ連合会はDEAD SCREENINGやJERUSALEMたちの親戚です。かつていたLAY-RONたちの親やおじやおばだったりします。

ガチの血縁親戚だということは言おうかどうかかなり迷ったのですが、まあ秘密があると逆に舐められて子どもたちがいじめられる可能性があるので、しっかりと立場を明言しておこうと思います。

私たちの若い頃はSNSなんてなくて、テレビさえ目新しい世代もMT公会堂にはいます。子どもたちも昔は私たちの若い頃の話になんか見向きもしなくて、でも、良縁をいただいて、椿ちゃんに恋をしたことで私たちの歴史を知りたがるようになったんです。

椿ちゃんは昔のことが大好きです。目を輝かせてジブリの主人公みたいに「それで？」「それからどうなったの？」「すごーい！」と派手に喜んでくれるから私たちも嬉しくなってしまって、もう可愛くなってしまって。さらに私たちの話から学び取ったことをライブなんかで上手に若者に伝えてくれて、昔の苦労もすっかりお掃除してくれて、新しい感覚を運び込んで「こんな優良物件はない！掘り出し物だ！みんな良さがわかっていない」と熱心に宣伝してくれるんです。

私たちはそれぞれの子どもを持つ親です。暗黙の了解というか、若干私たちの中でも戦いがあって「椿ちゃんがうちに嫁に来てくれないか」とか「椿ちゃんが養女に来てくれないか」と家族に先立たれたおじさんおばさんたちは真剣に考えています。

あの子のことをこのブログでみんなが言うのはあの子だけが表舞台を嫌う性格だからです。本当は椿ちゃんはすごい！！ってどこでも言いたいんだけれど、それができないから、このブログでは椿ちゃん本人の名前を出して伝えてあげたいんです。

あの子は私たちに過去を「そんな日もあったねえ」という郷愁に変えてくれました。昔の苦労を懐かしむほどに世界を一変させてくれたんです。

余裕があります、少なくともこのMT SECONDに参加している私たちは。

まだまだ世の中には虐げられ、どうしようもない思いを抱えている人がいます。同じ団地の下の階にも、同じ月極駐車場を利用する人にも。

「私たちならできる」、そんな思いを椿ちゃんは毎日くれます。

本当に小さなことです、気の利かない下ネタを連発するとかね、仕方のないことの積み重ねのように見えるかもしれないけれど、仕方のないこともいつの間にか私たちにとってはなくてはならない「おはよう」になってしまったのです。

椿ちゃんもJERUSALEMもDEADSCREENINGもElegant Angerたちも、どうか体を大切に！だれのものでもない自分の体をどうか大切に！！

おじちゃんおばちゃんたちより。