『中学校の理科でやるんだっけか?染色体のお勉強。
XでもYでもZでも奇形でも障害でもみんな自分の仕事に誇りをもって挑戦している。
ところがである、、、、』
ちょっと待てと私たちは慌てて止めた。献灯は時々こういうことをしでかす。天然なのか、それとも計算なのかどぎつい一髪を平気でしれっと打ち込んでくる。
「奇形とか障害っていう言葉はよくない。あまりにも短絡過ぎる」
芍薬先生のチェックが入る。
「そのくらいきつい言い方したほうが堕落が浮き彫りになって、というか対比されていいと思ったんだけど。障害持ってる人とか、奇形って蔑まれてきた人を利用してあいつら貧困ビジネスやってるわけじゃん。根こそぎ枯らすためには少しくらい俺は悪く言われてもいいよ。一時的なものだし」
「あたしが嫌なの」
これには献灯も口を閉ざしてしまった。
ということで、チェックが入っているために少しリリースが遅れるかもしれない。
献灯が何を言いたかったかと言うと、「昔の血筋をリメイクしてただ飯食うために庶民を巻き込むな」ということだ。
リボーン、リスタート、リメイク、働かざる者食うべからずの原則だけはいくら転生しても許されるものではない。日本国民の三大義務であるからだ。
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