金の切れ目が縁の切れ目。ですから私は貯蓄しているんです。
とも言えないしねえ、、、
俺たちは時々こんなことを話題にする。なんていうか、金の重要性を蔑んでいるようでいて、羨んでいるようでいて、苛立っているような感覚だ。
誰も彼もが金の重要性を知っているというのに、金を渡されると閉口してしまう。
金を渡した方は「受け取った方が悪い」となるし、金をもらったほうが泣き寝入りをしなければならない。
この国は法治国家でありそういう仕組みの上で私たちは補助金をもらったり、助成金を申請したり、社会保険に加入して年金をもらえていたりするからだ。
ひとりの政治家を悪の頭とするのはおかしな話だと俺たちは考える。
責任追求されることを承知で悪の頭になる人間などいるだろうか。悪の頭など最初からいないのか、それともスパイのようにそこら中にSNSを使って拡散している団体がいるのか。金さえあればアルバイトを雇って細かいことを言わず「とにかくこのような記事を拡散してください」と言えばいい。お小遣い稼ぎならポイントサイトで気軽にワンクリックという手段もあるだろう。
金の切れ目は縁の切れ目と言えるのはゲームメーカーだ。金の流れや金の仕組み、それから守られるべき法律の仕組みを細やかに決められる人々だ。一世一代でその仕組みを作るには時間が足りない。ある程度の時間が必要である。世代交代をすれば大義名分も引き継がれるように思い込んでいるが、親が苦労したと考える職業を子どもにも勧めるだろうか?裏を返せば「親の仇」という言葉がある。
金は世代を超えてある末裔と一族を反映させている。世界を欺いて。
to be continued by 消息からのあらすじEpi4-2 Time is money
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