世界は消える。
私たちは見限った。そう言ってしまえば簡単だろう。既存の世界での競争を邪魔をされているのならば別の世界に移ってしまえばいい。私たちがたどり着くサンクチュアリには明確な愛と正義がなければ入城を許されない。
私が何者であるかは終生明らかにするつもりはない。金もない、名誉もない、地位もない、あえてそのような立ち位置を条件として要求したのだ。私が動きやすいように。
それでも完全に無名というわけにはいかない。ある程度影響力として出ておかないとという助言に渋々応じてこのNOVEL OFFICE MT SECONDの管理という役職を押し付けられている。幾度も申しているが、私は表に出ることを心底嫌っている。ピックアップされたときも、書籍を出せとか公人になれとかいろいろ役職を言われたものの、できないと断り続けて、ここが折衷案だったのだ。
世の中の常識というのは案外自分の思考の範囲を脱しないものであるし、井の中の蛙大海を知らずということわざにもあるように、お山の大将のような世間知らずほど威張り腐って他人を見下しているものである。
よくドラマや映画にホームレスや地位や名誉のない人が実は黒幕だったという話を見ないだろうか?そんなの物語のなかの話でしょう?と思うのなら、実際に自分の人生を思い返してみるといいだろう。
予定を知り尽くして旅行先に押しかけて記念撮影を勝手にするような女とは仕事ができない、それが私たちの総意である。
ありもしない捏造記事によって情報操作することが「当たり前だ」と胡坐をかいているような女とは仕事ができない、それが私たちの総意である。
仕事ができないのだから友達や恋人になどなれるはずがない。人生を共にしたくない代表格として名前があげられるからだ。
ひとつ疑問に思っているだろう、「私の仕事はなくならない。現実どんどん仕事がきている」と。
からくりはこうだ。
そうやって当事者を縛っておけば、その枠の中から出ることは許されない。そして許されないことが合法的に可能となる。私たちが将来的に平穏に暮らせるよう筋書きがすでにされている。私たちは別の世界で新しいサンクチュアリを形成することがすでに決まっているからだ。廓のようなものだ、足抜けは一生許されない。収入には生涯困らないだろう、良い家に住んで良いものは嫌と言うほど買えるだろう。しかし、旧来のサンクチュアリとなったそのフィールドにお金を出す企業があればだけれど。
私たちは長年にわたる営業妨害に対してこのように対抗措置を取っている。私の立場は明言することはできない。しかし、政治も経済も宗教も世界中のあらゆるものが私たち共に在る。
お友達のお友達は私のお友達ではない。私にとっては他人だ。
世界を変えるために動きやすい的確な役職を要求したのは私だ。私が無理を言ってこの位置にいさせてもらっている。金持ちと地位と名誉がメンバーのバッジというわけではない。
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