今週はマジで忙しかった。違うな、今日までが死ぬほど忙しいんです。。。
椿さんは「何も書くこと考えてないよお」とか言いながら、10分もかからずにささっと描いちゃって横で見ている俺は「枕詞いれなくてもいいじゃん」って思ってぐっと飲み込んだ。
仕事は忙しい、本業もこっちの仕事も。毎日毎日依頼があって新しい出会いがあって新しいチャレンジがあって。でもさ、言っても俺たち社会人になって自分で金稼ぐようになって数年は過ぎていて、フレッシュマンっていうわけじゃないから時間の管理とか体調の管理はふつうになんとなくできるわけ。
今週が忙しかったのは椿さんの誕生日が明日に控えているから。あの人、誕生日祝わないとしょげてエボつるんだよ。（この表現は標準語でわかるのかちょっと不安だけど、、、）
昨日の夜もそうだった。こっちはサプライズで誕生日会準備してるのに、夜10時から朝方3時までごねてごねてごねてw
明日オフィスで計画してますからねー。もうサプライズにならねえやってLAY-RONやDEAD SCREENINGに連絡したら「お疲れw」って返ってきた。
きっかけは奉祝が椿さんに説明せずに請け負った仕事だった。撮影とかもしてるからふつうに女の子と写真撮ったりはあるし、それがどうとかってこともないんだけど、たまたま報告しなかったのと、タイミング的に月のものが重なったからもう酷かったw
子供よりも始末悪い。
当の奉祝は仕事でいなかったし、俺はたまたま椿さんと賃貸住宅の内見に行ったあとで一緒にいたから単独でレスキューよ。
「椿さん、さっきまではじめてのおつかい見て子供のこと褒めてたんじゃないの」って過去に連れ戻しても、だめ。何を言っても泣いて怒って、、、
「私はみんなに嫌われてるんだ、、、」。
そもそもみんなって誰よって聞くと黙っちゃうし、もう毎月のこととは言いつつも俺たちよく頑張ってるよw
椿さんと俺たちは昨年まで別居状態だった。あの人頑固だから自分のペースを絶対崩さないの。
でも、お父さんが亡くなって年が明けて、「胸がいっぱいになった」とかなんとか言ったあとに、いよいよ一人暮らしの寂しさが身に染みたらしくて誰かと住みたくなったみたいw
内見した家はテラスハウスタイプで、椿さんが好きそうな築年数が４０年以上の物件だったけれど、どこか故郷の匂いがするなあと俺自身もすげえ気に入って早速申し込むことにした。
頌栄は椿さんの料理がないと調子悪いとかいうこと多いし、祈祷は今年はミニトマトを育てるんだって意気込んでいるからちょうどいいのかもしれない。
大き過ぎず小さ過ぎず、俺たちにぴったりな新しい家だって思った。
椿さんはヤンキーに見えるけれど、強そうに見えるけれど、本当はそうじゃない。強くいて誰かを守ることや寄り添うことで無理やり自分の価値を見出している悲しい人なんだよ。自分は無価値だってなげくことも珍しいことじゃない。そういう裏面を俺たちだけが知っているということが俺たちの生きる意味になっていたりする。
共依存？そうかもね。でもそれで命繋がってるんだからいいんじゃない？
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