私に対してのデマが長期間にわたって流されていて、そのせいで多くの友人を失うことになってしまった事態を知りました。
悲しみと恥ずかしさに立ち上がりたくない気持ちでいます。
根っから争いが嫌いです。争わないために人に気を遣う術を覚えてきました。あらゆる人と平和的に暮らすことが目標です。人類皆兄弟になりたいと常に思っています。
女の子が苦手です。女性へのトラウマが実母によって植え付けられたからです。しかし今私の周りでは少しタイプの違う女性がいるようになり、時間はかかっても腹を割って話せる関係になりたいと望んでいます。彼女たちはそんな私の幼さを理解してある程度の距離感で接してくれています。ひとりのデマを流しだ女性を言葉汚くFワードで表現してみようと思います。Fは私の望みと仲良くなりたいと思ってくれていた女性たちの間に溝を作りました。彼女はいじめをしている、ひどい人間だと言いふらしたそうです。
私は一見すると大変意地悪そうな見た目をしています。自分の弱さを隠すための武装です。防護服です。そのために意地悪そうなファッションをあえてするようになりました。
愛想も大変悪い人間です。人見知りで恥ずかしがり屋、内弁慶ですから文章と見た目には大きな差があるでしょう。
それでも信じてくれた身内や友達がいます。
私は身内に支えられ友達を支えたいと思っています。それ以外を他人と位置づけ、大切な身内と友達以外に視線を向ける余裕も暇もないのです。ですから、知らないところで私の望みは消されてしまい、仲良くなりたいと思ってくれていた女性たちとの間に溝を作られてしまったのです。
おかしなことが続きました。オフィスのカギが持ち出されること、私の書いた小説がリリース前に流出していること。なぜか有料設定されている内容が一記事も購入されていないのに全体に知れ渡っていること。
ありえないことがどうして起こっていたのだろうと日々考え続けました。
Fは言ったそうです「あんな小説にあの値段は高すぎだよw」と。
善意のつもりで私の小説を方々に流出させていたような口ぶりだったそうです。
ショックを受けています。私は商業作家として値段をつけています。値段をつけるときも大変悩んでいます。なぜなら自分が無価値な人間だと思い込んでいるからです。
おかげで私は収入を得られませんでした。
それでも父の遺産が少しばかりありましたから、食いつなぐことができていました。
Fは私から自尊心と収入と新しい人間関係を奪いました。それだけでなく、恋人も奪おうとしました。Fは私が持っているものなら何でも奪おうと試みたそうです。私が嫌いだったというよりも私が持っているものがあまりにもきらめいて見えたのだと思います。
でも私が持っているものなど何一つありません。
自尊心は毎日更新されなければ与えられません。更新を怠れば消滅してしまうからです。
収入はFがうばわなければあったでしょう。しかし持つ前に奪われたのです。
恋人を持っていると考える感性にはひとかけらの共感もできません。恋人と私は独立した人間だから浮気も不倫も心変わりも私が止めることなどできないからです。
恋人たちの心は自由です。彼女は奪えませんでした。なぜなら恋人たちの心は恋人たちが持っているだけであり、私に帰属しているような脆弱なものではないからです。
私には幾人かの恋人がいます。しかしそれは浮気でも不倫でもセフレでもありません。全き愛に基づき、合理的観点から各々の仕事を鑑みた打開策なのです。
仕事を中心にして考えた恋愛関係なのです。ひとひとりに与えられた1日は24時間、その限られた時間で私たちが互いに支え合うにはどうしても一対一のパートナーシップでは間に合わないといういい方であればわかりやすいかもしれません。皆、仕事を中心に生きているからこそ条件が合致したとも言えます。
Fの企ては転覆しました。しかし私たちの心には癒えない傷を残しました。私は多くの人間関係を与えられる前から失っていたことが悲しくてなりません。
どうか平和が訪れますように。どうぞ私たちの心に癒しが与えられますように。どうか、彼女が救われますように。
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