3.3【R.L.L】2022.03.03 01:00ー抜粋ー悪魔も獣も俺たちを求めている。俺たちの名声と金が自分のアクセサリーになることをよくわかっているんだ。つまり最初から俺たちに人間性を見出していなかったといこと。俺たちは悪魔や獣にとって人間ではない。どんなに化粧をしても貼り付けた笑顔を際立たせても、俺たちにはわかる。なぜかっ...
3.2【R.L.L】2022.03.02 01:00ー抜粋ー俺たちの名声や金につられていろんなものがぶら下がっている。そのまま首吊り遺体のようにぶらんぶらんとしているのは俺たちだってことがわかっているからだろう、なんでもありになっている。俺たちが上り詰めたのは、上り詰めることが目的だったんじゃない。つまり金も名声も副産物だった。俺...
2.27【R.L.L】2022.02.27 01:00-抜粋-最後の審判はまだやってこない。死がふたりを分けても、俺たちの魂はいまだに分けられてはいない。俺が誰かに新しく恋をしない限りは、ふたりの魂は最後の審判まで分けられることはない。最後の審判が明日にでも来てほしい。もしも俺が君以外の誰かに恋をしてしまったら、最後の審判で俺は君で...
2.23【R.L.L】2022.02.23 01:00-抜粋-名前が言えないのに思うことを片思いと言うのかもしれない。互いに思いがあっても言ってはいけないことが世の中にはあり、それが哀愁になって、人々の心に記憶として残る。俺たちの心に残っている思い出と、現在進行形の感覚と、それが誰の目にも晒されなかったとしても、俺と君がわかっていれ...
2.22【R.L.L】2022.02.22 01:00ー抜粋ー椿の左手の薬指に蛇がまきついた。椿は何も言わない。でもそういうところにまで感情がトリップしてしまったということだろう。左手の感情と右手の事実が交錯する。第二章が始まった気がした。DEAD SCRENINGのせいだとは言えない。俺たちの怠慢だったとは言える。ドラムの音が起点...